引っ越しを全部おまかせしたら費用は高い?目安と節約のコツ

引っ越しの準備って本当に大変ですよね。荷造り、荷ほどき、家電の準備や手続きなど、やることが山ほどあります。

そんな時に便利なのが、すべての作業を業者に任せられる「全部おまかせプラン」。

でも、「便利そうだけど費用が高いのでは?」と不安に思っている人も多いはずです。

キヨさん
キヨさん

この記事では、引っ越しを全部おまかせにしたときの費用や注意点、そして節約のコツについて紹介します。

この記事にはプロモーションが含まれています。

  1. 引っ越しを全部おまかせした時の費用
    1. 作業人数や荷物量で変わる費用
    2. 単身・家族・距離などケース別料金
    3. 通常プランとの費用差は?
    4. 見積もりで注意すべきポイント
  2. 引っ越しを全部おまかせすると?
    1. 荷造りから家具設置まで任せられる
    2. 基本サービスとオプションサービス
    3. 自分で対応すべき作業はある?
    4. 全部おまかせプランを使うメリット
  3. 大手引越し業者のおまかせプラン比較
    1. アート引越センター
    2. サカイ引越センター
    3. 日本通運・アリさん・アーク
    4. プラン選びで失敗しないポイント
  4. 全部おまかせにするのが向いている人
    1. こんな人は全部おまかせが最適
    2. 時間や体力に余裕がある人は?
    3. 家族構成や転居の事情で選ぶ
    4. 業者に頼りすぎて後悔したケース
  5. 引っ越し前にやっておくべき準備
    1. 不用品の処分は費用削減につながる
    2. 自分で運ぶ荷物の選別をしておこう
    3. 冷蔵庫や洗濯機の水抜きなど
    4. ライフラインや各種変更手続き一覧
  6. 費用を抑えながら全部おまかせにする
    1. 複数社から一括見積もりを取る
    2. 不用品を減らして荷物量を調整する
    3. 平日・閑散期を狙って予約する
    4. 梱包資材の持ち込みで節約する方法
  7. 不用品回収業者に依頼する際の注意点
    1. 業者に依頼する際の注意点
    2. 許可の有無や所在地の明記確認
    3. 見積もりの明確さと追加料金の有無
    4. 口コミや評価のチェックポイント
  8. 全部おまかせでよくある疑問を解消!
  9. まとめ

引っ越しを全部おまかせした時の費用

引っ越しを全部おまかせにすると、通常のプランよりも費用が高くなるのは事実です。

なぜなら、荷造りや荷ほどき、家具の配置など、自分でやる作業を業者がすべて代行するからです。

人件費や作業時間が増える分、費用も上がる傾向にあります。

作業人数や荷物量で変わる費用

費用は作業にかかる人数や荷物の量によって大きく変動します。

たとえば単身者で荷物が少ない場合は10万円前後で済むこともありますが、家族4人で荷物が多いと20万~30万円以上になることもあります。

作業人数が多くなれば、そのぶん時間短縮にはなりますが、人件費も上乗せされます。

単身・家族・距離などケース別料金

同じ「全部おまかせ」でも、引っ越し距離や住まいの人数で料金は変わります。

たとえば以下のようなケースがあります。

  • 単身者(市内移動・荷物少なめ):約8万~12万円
  • 夫婦2人(県内移動・荷物多め):約15万~25万円
  • 家族4人(長距離移動):約25万~40万円

あくまで目安ですが、距離や荷物量が増えるほど費用も高くなっていきます。

通常プランとの費用差は?

自分で荷造り・荷ほどきを行う通常プランに比べると、「全部おまかせ」では約1.5倍〜2倍の費用がかかることが一般的です。

ただし、仕事や育児で時間がない人にとっては、その分の手間が減るので高い費用を払ってでも価値があると感じるケースもあります。

見積もりで注意すべきポイント

見積もりを取る際は、料金の内訳が明確になっているかを必ず確認しましょう。

基本料金に含まれる作業」と「追加料金が発生する作業」を分けて記載してもらうことが大切です。

また、梱包資材の費用や土日・繁忙期の割増料金の有無も見落としがちなので、事前に確認しておくと安心です。

引っ越しを全部おまかせすると?

引っ越しを全部おまかせすると何をしてくれる?

引っ越しの全部おまかせプランでは、荷物の梱包から新居での家具設置まで、すべての作業を業者に任せることができます。

自分でやる作業がほとんどないので、忙しい人や高齢者、小さなお子さんがいる家庭などにはとても便利です。

荷造りから家具設置まで任せられる

業者はダンボールや梱包資材を持参し、洋服や食器、小物なども丁寧に詰めてくれます。

大きな家具や家電の梱包・搬出・運搬・搬入もすべて対応してくれるので、体力的な負担がかなり減ります。

引っ越し当日は立ち会うだけでOKなことが多いです。

基本サービスとオプションサービス

全部おまかせといっても、業者によって基本サービスの範囲は異なります。

たとえば「衣類のハンガー収納」は基本に含まれていることが多いですが、「照明の取り外し・取り付け」や「テレビ・洗濯機の配線」はオプションとなることもあります。

事前にどこまでやってくれるか確認しておきましょう。

自分で対応すべき作業はある?

すべて任せられるとはいえ、貴重品や通帳、印鑑、壊れやすい物などは自分で管理する必要があります。

また、冷蔵庫の中身を空にしたり、冷凍庫の霜取りをしておくなどの準備は、前日までに済ませておくのが基本です。

任せきりにしすぎるとトラブルのもとになるので注意しましょう。

全部おまかせプランを使うメリット

最大のメリットは、引っ越しにかかる時間と労力を大幅に減らせることです。

仕事や子育てで忙しい人でも、安心して新生活をスタートできます。

ただし、費用が高くなること、業者選びに失敗するとトラブルのリスクがあることも頭に入れておきましょう。

信頼できる業者を選ぶことが何より大切です。

大手引越し業者のおまかせプラン比較

引っ越しの全部おまかせプランを選ぶときは、業者ごとのサービス内容や費用、評判を比べることが大切です。

大手引越し会社なら対応も安定しており、安心して任せられるケースが多いです。

ここでは代表的な大手各社の特徴を簡単にまとめます。

アート引越センター

アート引越センターでは、荷造りから荷ほどきまでを丸ごと任せられるおまかせパック」が人気です。

基本コースハーフコースフルコースの3段階のコースがあり、自分の希望に合わせて選べるのがポイント。

ダンボールの無料提供や家財保護の資材も充実していて、利用者の満足度も高めです。

サカイ引越センター

サカイ引越センターでは、新居のお掃除まで全ておまかせする「プレミアムプラン」、荷造り~荷ほどきまで全ておまかせする「フルサービスプラン」があります。

とくにキッチンまわりの梱包が丁寧で、主婦層を中心に人気があるようです。

家具の配置などにも細やかに対応してくれるため、初めての引っ越しでも安心です。

日本通運・アリさん・アーク

日本通運は「フルプランアリさんマークの引越社は「すべておまかせ楽々フルパックアーク引越センターは「すべてお任せフルフルプランなど、各社で名前は違っても基本的なサービス内容は似ています。

ただし、費用やオプションの範囲、対応エリアに差があるため、詳細な確認が必要です。

プラン選びで失敗しないポイント

どの業者を選ぶか迷ったら、次のポイントを基準に比べてみましょう。

  • 見積もり時に追加費用の説明があるか
  • 荷造り・荷ほどきの範囲が明確か
  • オプションサービスの内容と料金
  • 利用者の口コミや対応の良さ

とくに初めて全部おまかせプランを使う人は、「聞いていなかった追加料金が発生した」などのトラブルを避けるためにも、事前の確認を徹底しましょう。

全部おまかせにするのが向いている人

全部おまかせプランは便利ですが、すべての人にとって最適とは限りません。

生活スタイルや引っ越しの事情によって、向き・不向きがあります。

ここでは、どんな人に向いていて、どんな人には別の方法が合うのかを見ていきましょう。

こんな人は全部おまかせが最適

まず、仕事や育児などで忙しく、荷造りに時間が取れない人にはぴったりです。

また、妊娠中の方や体調に不安がある高齢者など、体力的に無理をしたくない人にも向いています。

引っ越しが初めてで、何から始めていいかわからない人にもおすすめです。

時間や体力に余裕がある人は?

一方で、引っ越しまでに十分な準備期間があり、自分で荷造りができる人は、通常プランの方がコストを抑えられます。

作業に参加することで、自分の荷物の整理もできて、必要・不要の判断もしやすくなります。

引っ越しを節約したい人にも向いています。

家族構成や転居の事情で選ぶ

たとえば小さな子どもがいる家庭や、親の介護をしている家庭は、短時間でスムーズに引っ越しを終わらせたいことが多いため、全部おまかせが重宝されます。

逆に、単身者で荷物が少ない場合は、最低限のプランでも問題ないこともあります。

業者に頼りすぎて後悔したケース

「全部おまかせだから何もしなくていい」と思い込んでいた結果、事前の準備不足でトラブルになったという話もあります。

たとえば、貴重品を業者に預けてしまい紛失したり、荷ほどきの指示が曖昧で家具の配置が思い通りにならなかったなど、細かい部分での後悔はよくあるパターンです。

業者に任せるところと自分でやるべきところを見極めることが大切です。

引っ越し前にやっておくべき準備

全部おまかせプランを利用する場合でも、事前にやっておいた方がいい準備や手続きはたくさんあります。

これを怠ると、当日の作業がスムーズに進まなかったり、余計な費用が発生することもあります。

引っ越し直前になって慌てないよう、以下のポイントを事前に確認しておきましょう。

不用品の処分は費用削減につながる

荷物が多いほど作業時間が長くなり、それに比例して費用も上がります。

不要なものを事前に処分しておくことで、引っ越し費用を抑えることができます。

使わない家具や衣類、壊れた家電などは、自治体の粗大ゴミ回収やリサイクルショップ、不用品回収業者を活用しましょう。

自分で運ぶ荷物の選別をしておこう

現金や通帳、印鑑、パソコンなどの貴重品は、業者に預けずに自分で運ぶのが基本です。

また、当日すぐに使いたいもの(着替えや充電器、歯ブラシなど)も手元に残しておくと安心です。

事前に「自分で持つ荷物」と「業者に任せる荷物」を分けておくと、作業がスムーズになります。

冷蔵庫や洗濯機の水抜きなど

冷蔵庫の中身は事前に空にして、電源を切って霜取りをしておきましょう。

洗濯機や食洗機などの水回り家電も、配管を外してしっかり水抜きしておく必要があります。

これを忘れると運搬時に水漏れしてしまうおそれがあるので注意が必要です。

ライフラインや各種変更手続き一覧

電気・ガス・水道などのライフラインの停止と開始の連絡は、遅くとも1週間前までに済ませておきましょう。

インターネット回線や新聞、郵便物の転送依頼も忘れがちなので、早めにチェックリストを作って手続きを進めておくのがおすすめです。

保育園・学校・勤務先への届け出などもお忘れなく。

費用を抑えながら全部おまかせにする

費用を抑えながら全部おまかせにするコツ

引っ越しの全部おまかせプランは便利ですが、費用が高くなりがちなのがデメリットです。

でも、ちょっとした工夫や事前準備によって、費用を抑えることは十分可能です。

ここでは、負担を減らしながら賢く全部おまかせを利用するためのコツをご紹介します。

複数社から一括見積もりを取る

1社だけに見積もりを依頼すると、料金が適正なのかどうか判断できません。

必ず複数の業者から見積もりを取り、サービス内容と価格を比較しましょう。

一括見積もりサイトを使えば、手間なく複数社からまとめて見積もりを取ることができるので便利です。

競争原理が働くことで、割引や特典がつくこともあります。

不用品を減らして荷物量を調整する

荷物の量が多いと、それだけ作業時間と人件費が増えるため、費用も高くなります。

使わない家具や衣類、雑貨などは、思いきって処分することでコストカットにつながります。

不用品は早めに分別し、自治体の収集日や業者の回収スケジュールに合わせて行動するのがポイントです。

平日・閑散期を狙って予約する

引っ越しのピークは3月~4月の繁忙期や土日・祝日です。

この時期は予約も取りにくく、料金も割増になることが一般的です。

一方で、6月や11月などの閑散期平日は、比較的安く依頼できる傾向があります。

日程に余裕があるなら、こうした時期を選ぶだけで大きく費用を抑えられます。

梱包資材の持ち込みで節約する方法

ダンボールや梱包材も、業者から提供されると追加費用がかかる場合があります。

スーパーやドラッグストアなどで無料のダンボールをもらっておき、自分で詰められる物だけでも事前に用意しておくと、資材代の節約になります。

業者によっては資材の持ち込みを歓迎しているところもあるので、事前に確認してみましょう。

不用品回収業者に依頼する際の注意点

引っ越し前の不用品を処分する際、自治体の回収では間に合わなかったり、持ち出しが難しい場合は、不用品回収業者の利用が便利です。

ただし、業者を選ぶときにはいくつかの重要な注意点があります。

トラブルを避けるためにも、以下のポイントは必ず確認しておきましょう。

業者に依頼する際の注意点

「無料回収」とうたっていても、実際には高額な追加料金を請求される事例があります。

訪問見積もりなしで即回収するような業者は、内容をきちんと確認できないまま契約が進むことがあるため注意が必要です。

作業前に契約内容を書面で確認することが大切です。

許可の有無や所在地の明記確認

不用品回収を行うには、法律で決められた許可が必要です。

たとえば一般家庭の不用品を回収するには「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要とされます。

信頼できる業者は、公式サイトやチラシに所在地固定電話番号許可番号などを明記しています。

これらがない場合は避けるのが無難です。

見積もりの明確さと追加料金の有無

見積もりの段階で、「基本料金」の中に何が含まれているのかをしっかり確認しましょう。

積込量・品目・人件費などに応じて料金が変わるため、どの作業が追加費用となるのかをはっきりさせておくことが大切です。

特に現地見積もりが無料かどうかもチェックしておきましょう。

口コミや評価のチェックポイント

実際に利用した人の口コミや評価は、業者選びの参考になります。

GoogleレビューやSNS、比較サイトなど複数の情報源を確認し、評価が偏っていないか・不自然に高すぎないかもチェックしましょう。

対応の速さや説明の丁寧さなども参考になります。

(参考)
一般家庭から排出される不用品を回収するには、法律上「一般廃棄物収集運搬業」の許可を取得する必要があります。

ただし、当サイトで紹介している業者の中には、自社では回収業務を行わず、「一般廃棄物収集運搬業」の許可を取得し、実際に回収を行っている各地域の提携業者に業務を委託している場合があります。

このような場合、紹介業者自身が許可を取得していなくても、実際に回収を行う提携業者が許可を取得し適法に業務を行っているため、法律上も問題ありません。

 

全部おまかせでよくある疑問を解消!

Q. どこまで任せていいの?細かい範囲は決まっている?
A. 全部おまかせプランでは、荷造りから家具の配置まで基本的にすべて任せられます。

ただし、貴重品や壊れやすいもの、個人情報の入った書類などは自分で管理すべきです。

オプション扱いになる作業もあるので、契約前に確認しておきましょう。

Q. 貴重品や高価な家具は業者に預けても大丈夫?
A. 原則として貴重品(現金・通帳・パソコンなど)は自分で運びましょう。

高価な家具や家電については、補償の対象になるかを事前に確認することが重要です。

不安な場合は写真を撮っておくと、万が一のトラブル時にも役立ちます。

Q. 当日は家にいなくても作業はしてもらえる?
A. 基本的には立ち会いが必要ですが、事前に打ち合わせや鍵の受け渡しを済ませていれば、途中の外出や一部不在は可能な場合もあります。

ただし、作業開始と完了時には必ず立ち会えるようにしておくと安心です。

Q. おまかせプランでのトラブル事例はある?
A. よくあるのは、「聞いていなかった作業が有料だった」「荷ほどきの場所を伝え忘れて家具の配置が違った」などです。

事前の説明不足や確認不足が原因になることが多いので、契約時には作業範囲を細かくチェックしましょう。

Q. 引っ越し後のダンボールは回収してもらえる?
A. 多くの業者では、引っ越し後にダンボールの回収サービスを行っています。

ただし、無料か有料か、回収期限があるかどうかは業者によって異なるため、事前に確認が必要です。

回収日を指定できる場合もあるので相談してみましょう。

まとめ

引っ越しを全部おまかせにすることで、荷造りや荷ほどきといった面倒な作業の手間を大きく減らせます。

ただし費用は通常より高くなるため、プラン内容の確認や業者選びには注意が必要です。

少しの工夫でコストを抑えることも可能なので、自分に合った方法を見極めましょう。

この記事のポイントまとめ:

  • 全部おまかせプランは荷造りから設置まで対応
  • 費用は通常プランの1.5〜2倍が目安
  • 忙しい人や体力に不安がある人に向いている
  • 荷物を減らし、閑散期を狙えば費用を節約可能
  • 不用品回収業者は許可や見積もりの確認が必須
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